落語「小猿七之助」より。
鉄砲洲の稲荷河岸にお客をあげ、浅草に帰る屋根船。
芸者が承知で乗り込んだ、船宿のご法度「ひとり船頭ひとり芸者」。
船頭は、すばしっこいところから小猿と仇名された七之助。
芸者が、当時名高い浮世絵師が一枚絵に描いて大層売り出した、浅草広小路滝之家のお滝。
道中、永代橋から身投げした酒問屋鹿島屋の幸吉を助けたものの、七之助は一転、幸吉を再び大川へ突き落とす。真っ暗な大川、ぱらぱらぱらと降ってきた雨は頬へ当たると痛いようで。
悪事を見たお滝に匕首(あいくち)を突きつける七之助。
そこからはじまるお滝の口説き・・・。
カメラマン 仁科勝介 https://katsuo247.jp/
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